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暗い少女は明るい少女?

第27章 僕の話

この後、どうなったのかは僕は知らなかったことにする。
如月が灰音に告白をしたかどうかも、灰音がどう返事したかも、純がどう思ったかも、何も知らない。
なぜなら僕があれこれ言う問題では無いから。


ここら辺で僕のお話はおしまい。


「柊一っ、夏休み海行こう!」

黒い長い髪をした女性がそう僕に声を掛け、茶色い髪の青年と青年によく似た女性が青空の下で笑っていた。

THE END

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