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暗い少女は明るい少女?

第29章 夏休みの出来事

「…いないのか?」

僕はてっきり純たちと一緒に居るかと思っていたのだ。

「俺は柊一と一緒に居るもんだと思ってたから。」

どうやら純も僕と同じことを考えていたらしい。
僕はパッと立ち上がると靴を引っ掴むとテトラポットから飛び降り灰音と美奈のところまで走った。
灰音はいきなり僕が走ってきたことに驚いていた

「柊一!どうしたの?血相変えて」

「灰音、相沢さん知らない?」

「え?いないの?」

如月が帰ってきた。
如月も知らないという。

僕たちは手分けして探すことにした。

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