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僕と水沢灰音、如月空と相沢瞳は4人とも法学部だ。
だからたまにこんな会話がある。

「柊一、この前休んだ時のノート貸してくれ。」

「いいけどさ、僕のより相沢さん方が綺麗だと思うよ。」

「私のよりは水沢さんの方が。」

「コピーなら私のか相沢さんのが良いかもしれないけど写すうえでは柊一の方が良いかもしれないね。」

「どういう意味だ？」

如月が刑法の授業を休んだ時、誰のノートを借りるかと言う会話だった。
必須では休んでも特にノートには困らなかったが一般教養となるとノートに困ることがたまにあった。
だから僕は極力休まないようにしていた。