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だけど一つ言える。

「僕には何が正解なのか分かんない。でもこのギクシャクしてるのは嫌なんだよ、僕は。」

純は立ち上がりいきなり僕の胸ぐらをつかんだ。

「お前に何が分かるってんだよ！」

「分からないよ。分からないけどお前は灰音の気持ち、考えたか？」

「え？」

「これからはお前次第だ。」

僕は言うべきことを全部言って帰った。
ちゃんと伝わったかは分からない。
けどたぶん大丈夫。
僕たちは子供じゃないんだから。
正解は自分で見つけられる。