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暗い少女は明るい少女?

第11章 文化祭 模擬店編

1ヶ月前
如月先生が5限の担当科目の時間を学級活動の時間に当ててくれた。 

「さて、今度の文化祭ですが皆さんは何がしたいですか?意見をだしてください。」

「…。」

みんな良い案がが思いつかないのか、またはみんなの前で言いにくいのか黙ったままだった。
如月先生は困り顔でこう言った。

「だったら、周りで話し合ってください。」

ザワザワザワ…。
教室が騒がしくなった。

「ねぇ、北条くんは良い案ないの?」

「お化け屋敷かなんか?」

「でもそれって結構大変じゃない?」

「おもしろそうだけどねー。フリーマーケットは楽そうだけど。」

「それはつまらないよ。」 

結局意見がまとまらないまま、如月先生が

「はい。じゃあ北条くんの班!」

時間が来てしまった。

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