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｢どこに居ると思う？｣

フロアから灰音の声がする。

｢それが分かりゃ苦労しないよ。｣

｢ううん、純ならどうするかなって。｣

｢冷凍室には閉じ込めないけど、多少寒そうなところぐらいには閉じ込めるかも。｣

純の声が聞こえる。

｢多少寒そうなところ？｣

俊さんが首を傾げる。
僕も何かが引っ掛かる。

｢冷凍室じゃない寒そうなところ…｡｣