テキストサイズ

暗い少女は明るい少女?

第53章 僕の弟

「それだけじゃアイツがあんな風にはならないよ。あそこまでメンタル弱い訳じゃないからね。なんか他にもあったんじゃ無いかな?」

僕は上を向く。
僕はその時、ふと思い当たることがあった。
今朝のことだった。
学校について聞いた僕の言葉に断固拒否したのだ。
その嫌がりかたが…尋常じゃなかった。
その時、

「失礼します。」

黒髪の若い青年が入ってきた。
瞳の色は鮮やかなグリーン、色白で中性的な顔立ちのイケメンだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ