
暗い少女は明るい少女?
第53章 僕の弟
「灰音はどこが良いと思う?」
灰音は少し悩むような表情をしたあと言った。
「どこでも大丈夫だと思うよ。せっかく柊一が連れて行ってくれるのよ?希一くんなら喜んでくれるわよ。きっと。」
そう言うとカバンから何かを出して僕に渡す。
それは袋詰めされたクッキーだった。
なんだか手作り感溢れるが。
「柊一も知っているでしょう?うちの学校のユニセフの活動。」
そういえば…
「じゃあ、コレ…」
クッキーの売り上げ金をユニセフに寄付すると学校に貢献して買って来たのだと言う。
灰音は少し悩むような表情をしたあと言った。
「どこでも大丈夫だと思うよ。せっかく柊一が連れて行ってくれるのよ?希一くんなら喜んでくれるわよ。きっと。」
そう言うとカバンから何かを出して僕に渡す。
それは袋詰めされたクッキーだった。
なんだか手作り感溢れるが。
「柊一も知っているでしょう?うちの学校のユニセフの活動。」
そういえば…
「じゃあ、コレ…」
クッキーの売り上げ金をユニセフに寄付すると学校に貢献して買って来たのだと言う。
