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暗い少女は明るい少女?

第54章 ティリンスの答え

黒スーツは希一のさっきの行動が懲りたかと思いきや、プライドを傷付けられたのか襲い掛かる。

「ティリンスさん!」

僕は無我夢中で言う。

「あなたはお嬢様の何ですか?」

ティリンスさんの仕事は

「執事でしょう?」

執事なのだから

「執事の仕事は?」

執事の仕事の1つとして

「お嬢様のために働く仕事だろ?」

お嬢様のためにどうするべきか考えて。
僕は夢中で叫ぶ。

「ティリンスさん!」

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