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翌日
希一は学校へ行った。
学校での出来事やクラスメートの様子とかは僕に話さなかったけど、彼の様子を見る限り悪くないみたいだ。
少しずつだけどクラスメートとの溝を埋めているらしい。
これは椿ちゃんの執事のアイザックさんから聞いた。
あと百合は…

｢今回ばかりは悪かったって。気持ちは分からなくもないけど今回は許してやって下さい。｣

すみれの執事のクリスさんに言われた。
僕はその言葉通り許すことにした。
なぜか？
単純なことだ。
また、ややこしいことになるのはゴメンだ。
希一が元気になってくれたら僕にはそれで充分なのだから。

Fin.