
バイバイ弱い自分
第2章 弱い自分
『あたしがなんでよぉー』
『山井さん…』
私なにを山井さんに言えば良いのかな
『横田さん…』
いきなり山井さんに名前を呼ばれた
『横田さん…助けてぇ助けてよぉ』
山井さんはそこまでおいつめられていたの?
なんで?なんで私助けなかったの
ずーと見てきた山井さんがイジメられるとこ
だけど私はみてみぬ振りをしたんだ
あたしもイジメているような物なんだ…
最低私最低だよ
いつも自分の事で精一杯で周りの事は見えていなかった
誰から見たってあたしはイジメてなくてもイジメのグループの一員だ
『山井さんごめんなさい…あたし最低だね』
『えっ?』
