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そうと決まると、
母の行動は素早かった。

叔父に連絡をし、
明日の朝ユリを連れていくから、
一泊だけさせて欲しい。

その時既に、
空が暗くなりつつあった。


地元に向かう前に、
小田さんの所へ行かなければならなかった。



足の痛みが発症した時、
一度だけ
母に連絡をしたことがあった。



足の問題が見つかった。
働けなくなって、
仕事場の上司のご家族に
お世話になってる。
足の事を父にも母にも相談したいと思ってる。
一度、実家に戻りたい。

と。


もちろん、
その時も
母には断られているが。


その時、
お世話になってたご家族に荷物を全て預けてるから。
と、母には説明した。