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妹えっち!

第6章 お兄ちゃんの性事情







「ってぇ…ん?」



 ふと峰斗の歩く視線の先に
 高校の正門と多数生徒の他に会いたくない人間が紛れ込んでいた

 顔よし胸よし感度よしの
 別れた元カノである

 待ち伏せして、しきりにキョロキョロ誰かを捜している様子だった



 峰斗は無言でUターンし
 高校へは別の所から入った



 校舎をぐるっと回って
 保健室に向かう

 窓から失礼しようと考えていた






 ―…あぁぁっん…あっあっ






「ん?」
 窓を開けようとしたちょうどその時女の声が聞こえた



 …ちょっと開いてる

 これは多分、先生が気を利かせてくれたのだろう



 ―…あぁんっはぁっはぁっ///

 余裕のない女の声が
 生々しく隙間から聞こえてくる
 成人している先生とは違う未熟で甘い果実のような声

 生徒の誰かだろう
 朝から保健室でセックスしている

 エロい声が心地いい
 カーテンがあって中は見えないが
 外で座って聞き耳を立てた



 いやらしい愛液の音がぐちゃぐちゃ混ざり合う音が聞こえ、腰を打ちつける激しさで寝台が軋んでいる



 ―…はぁっはふぁっ…
 おかしくなる…っ…イく…
 あ~イっちゃうイっちゃうっ!



 なんとも幸せそうな声
 女は気持ちよくイったようだった



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