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エロくしたい。※完全なる俺得

第2章 出会いと始まり


現在夜9時。
電車で一時間と徒歩30分ほどの学校からの帰宅途中、秋坂雪也は子供の泣き声を耳にした。

毎日、9時丁度に通過する家から10分ほどの公園。そこから聞こえる悲痛な声に不信感を抱きながら惹き付けられるように公園の敷地に入る。

ドーム型の滑り台の空洞の中の暗がりから聞こえる泣き声は何かに悶えていた。


「ふっ…すっ…ふぇっ…。
くる…しっ…くるしぃよぅ…うっ、ぐすっ、ふえーん…あふっ…ふぅ…。」

暗がりに目がなれ、声の主を直視する。…そこにはランドセルを抱き抱えいわゆる女の子座りなるもので体を震わせたる、小学校中学年程の少年がいた。

「くるしぃよぅ…ふぇ…うわわーん…ふっ…うぅ…。」

ランドセルに顔を、埋めるように泣いていた顔をあげ天を仰ぐように泣き出した少年は、必死にランドセルを抱き締め太股を強くくっつけて閉じていた。

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