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妄想ガール

第3章 行きましょう。


天馬は顔をこちらに向けて

近づけてきた

「な、なんですか!?!?」

緊張のあまり、何を言ってるのかわからないうち。

すると、少々ニヤッとしながらため息混じりに言う。

「お前さ、なんでおれがわざわざ一番奥の死角を選んだと思ってんだよ・・・」

耳をくすぐるような、甘い声。

無意識に体が飛び上がってしまった。

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