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LOVEの本当の意味

第2章 崩れてく関係

〔私…何でここにいるの…?ここはどこなの?前の記憶がないよ…〕

『おか……さん…?おかも…さ…?』

〔岡本って…?〕

「ねぇ…つみ…夏美!!!!目を開けてよ!悪かったと思ってる、いきなりいってごめんさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」

〔何でこの人謝ってるの?…誰なの?夏美って〕


「夏美…?」



バタバタバタバタ…
「夏美!!!夏美!!!大丈夫か?」

保健室の入り口から誰がが走ってくる。

〔誰だろう…知らない男の人…結構かっこいいかも…〕

「おいっ!どうしたんだよ!!返事してくれよ!」

『彼氏さん、岡本さんはショック状態におちいっていて、まだ記憶がないんです。2、3日したら、きっと思い出されますよ。それまでは、我慢です。』


先生は隼人に落ち着いて言う。
「は?…なんだよ…記憶がないって…俺のことも忘れちゃったのかよ。…なんなんだよ!!!」



隼人は怒り散らして保健室を出ていった。

近くで真帆はおどおどしている。

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