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ハルカ

第6章 ~試用期間~

~悠心中~

どうしたの?
何があったの?
どうして、私のベッドで大翔が裸で寝ているの?

こんがらがった頭で、もう一度顔を見ようと布団をそ~っと、めくる。


『…おはよう。』

『…/////!!??』

大翔が起きていた!!

一気に顔が熱くなるのが分かる。

昨日のことを覚えていない私。
あたふたしてる私とは逆に落ち着いた感じの大翔。
じろじろと私の顔を見て、笑いをこらえている。


どうしたらいいのか?
この雰囲気は…

やっちまったのだろう。

散らばった服。
気怠い体。
体のあちこちにキスマーク。

何よりの証拠は使用済みのゴムが2つ。


これは、もう完璧にやっちまったのだろう。

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