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愛のため。

第142章 自戒。

私にとってあなたは特別な存在。
本来こんな理に叶わない間違いを
私はおかさない。
あなたは特別な存在なんだから。


あなたは?


たぶんあなたは、
目の前に現れる女の人みんなが
特別に成り得る存在。

だから大丈夫だよ。
私以外の人を見つけたら、
すぐに私を忘れられる。



…そう。私は特別な存在ではない。
彼の前に現れる多くの女性の中の
一人でしかない。

だから15年後に迎えにくるなんて言葉、
真に受けちゃいけない。

ちゃんと自覚しないと。

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