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寝取られ漂流記

第1章 プロローグ 16歳春



「僕と付き合って下さい」


「え?私なんかで良いの?」


「僕は北条さんが良いんだよ。それとも僕みたいな奴じゃダメかな?」


「そんな事ないけど」


「じゃあ」


「良いよ。付き合っても」


この頃のあたしはまだ何も知らなかった。

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