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寝取られ漂流記

第15章 19歳春

「であるからして…………」


長い。
ただひたすらに長い。


あたしは校長やら理事長やらの話を聞き流しながら周りをキョロキョロと見渡す。


彰人と別れて、こっちに引っ越してからは、
生活する為の準備とかが忙しくて、
まったくエッチしてない。


一週間くらいと言えばそんなに長くない気がするけど、
あたしに取ってはそんなに長くエッチしなかった事なんてない。


特に晃佑、彰人と付き合ってる時は毎日のようにエッチしてた。


だから我慢出来なくて、
ようやく迎えた大学の入学式。


あたしは視線だけで男を漁っていた。


彰人みたいに手解きしてもいいんだけど、
出来れば最初からそれなりに変態な方がいい。


あたしから見える範囲にはこれって人は見つからなかった。

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