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寝取られ漂流記

第18章 19歳冬

「じゃあこれは前金も込みって事にしときますね?」
「え?」


あたしの言葉に男は驚いた表情を見せる。
あたしの言ってる言葉の意味が分からないって顔だ。


あたしはスッとベッドから抜け出すと、
男の傍に寄って、胸を押しつけるように擦り着く。


「あたし、お兄さんとシたいの。だから、ね?」


耳元で囁くとあたしはスーツのズボンの上から男のを触る。
まだ興奮が収まっていないのか、そこはまだ大きい。
もしかしたら今また大きくなったのかも知れないけど。


「さっきまでのはお兄さんの領域。ここからはあたしの領域、でしょ?お金もいっぱいもらっちゃったし」
「君って子は。でもそうだね。僕ばっかり付き合ってもらってたら悪い」


男は困ったような表情を浮かべながらも上着を脱いだ。


あたしは立ち上がる男の腕を持って、
そのまま二人でベッドに倒れ込んだ。

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