テキストサイズ

S×強気で恋になる

第56章 傷痕

体を拭いてやろーと思い
お湯とタオルを取り行こうと扉を開けると
マダムが立っていた


「真ちゃん。鬼だわ。ニードル刺すとき、あなた笑ってたわよ?もー、こっちがゾクゾクしちゃったわ。」
「マダム。盗聴も盗撮もやめろ。AVで売ったりすんなよ?」
「しないわよ。鑑賞してるだけ。ほら、お湯とタオルあっちに置いてるから。とってきなさい。」

ったく・・・

そう思いながら、マダムの部屋のつくえからタオルとお湯と飲み水をもらう。

このモニターか・・・
ばっちり撮れてんじゃねーか

は?マダム?

じっとモニターを見ると
脱力していた純平が
マダムに弄られて起きたのか
ベットの上で後ずさりしていた

なにやってんだよ・・・
にしても、純平、ビビりすぎ







「ちょ!!!近づいてくんな!!オカマあっちいけ!!!」
「あらやだ。真ちゃんいないと、口が悪いのね。オカマだなんて、私と・・・遊んでほしーの?」

無理無理無理!!!
なにこいつ!!

起きたらなんか、こいつがサワサワ触ってるし
どーみてもおっさんだし
気持ち悪ーって!!

「本当に綺麗で若くて可愛くて・・・ちょっと味見したいわ。お乳首そんなことされて、痛かった?・・消毒・・してあげましょうね?」
「無理だってんだろ!!!どっかいけ!!真一は?!近い、ちけーよババア!!」
「オカマより、ババアのが嬉しいわ。さー、消毒するからおとなしくして!」

そう言うと急にものすごい力で左手を抑えられる

ちょ、こいつ力強い・・・!!

そう思うとその辺に落ちていた
先ほどの枷を左手につけられる

「楽勝ね。予想以上に力ないのね。その筋肉、飾り?右手もすぐ捕まえるわ」

も、くそやろ・・・

そう思って右手でぶん殴ろうと思ったときに
真一が入ってきた


も、どこ行ってたんだよ・・・・


ほっとして、力が抜けた俺を
見計らったように
右手も捕まえ、左手につけていた枷で一つにされた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ