テキストサイズ

夏の秘密

第17章 発覚



勇助「夏、今日は部活」

夏「…」

勇助「夏?」

風太「夏、携帯…」

夏「…」


授業終わり
勇助の言葉も聞かず
カバンを手に教室を出て行った夏
しかし夏は
自分の携帯を机の上に置き忘れていた
風太は夏の携帯を手に急いで
夏の後を追ったが…


風太「…いないか」


急いで追いかけたが
廊下にも階段にも夏の姿はもう見当たら
なかった
しかしその時…


風太「!?」


その時
夏の携帯にメールが届いた
他人の携帯電話だし勝手に見てはいけな

そう思ったが…


風太「…」


夏の元気がない理由
それがわかるかもと風太は届いたメール
を勝手に
見てしまった


風太「…何だこれっ…写真付きだ」


意味不明の内容
そして添付されていた一枚の写真
その画像をダウンロードし開いて見てみ
ると…


風太「!?」


画像に驚き
携帯を閉じた風太
しばらくその場で固まっていたが
風太は教室には戻らず携帯を手に保健室
に向かって
全速力で走った


ストーリーメニュー

TOPTOPへ