
夏の秘密
第17章 発覚
総一郎「はぁ…グランド掃除なんて面倒
な仕事押し付けやがって…」
夏「…」
総一郎「あっ夏、お~い」
夏「…」
総一郎「夏?」
夏「…先生」
総一郎「どうした?元気ないな、熱でも
あるんじゃ…」
夏「!?やめてっ!!」
総一郎「!?」
夏「あっ…ごめんなさい…」
総一郎「夏…」
夏「…」
熱を計ろうと
額に手を当てようとした総一郎
しかし夏にはそれが殴られると思ったの
か
夏は肩を抱き
ガタガタと体を震わせていた
総一郎「夏、お前…」
夏「…」
総一郎「…!?」
風太「高野、ハァハァ…探したぞ…」
総一郎「木田、どうした?」
風太「ハァ…ハァ…」
夏「…」
風太「夏の事で…話したい事が…」
総一郎「…保健室に戻ろう」
夏「…」
風太「夏、お前も行くぞ」
夏「…」
夏は半分
自分には関係ない顔をしていたが
風太は無理やり夏の腕を掴むと保健室へ
連れて行った
