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総一郎「夏には…もう会ったのか」

晴「まだです」

総一郎「晴、実は…夏は今」

晴「すいません、すぐ行かなきゃいけな
いんで…」

総一郎「晴！！晴、夏は今、この学校に
通ってる、男と偽って…」

晴「…夏が」

総一郎「どうしてだかわかるか…晴を…
お前を探す為にだよ！！」

晴「…」

総一郎「夏はお前に会いたがってる…だ
から早く」

晴「…出来ません」

総一郎「晴！？」

晴「会う事は…出来ません…」


総一郎の言葉に
驚いた表情をしていたが
それでも晴は断固として夏に会いに行こ
うと
しなかった


晴「…すいません」

総一郎「もう…好きじゃないのか…」

晴「…」

総一郎「夏の事、好きじゃないのか！？
それとも最初から遊びだったのか」

晴「…それは」

総一郎「晴、俺はお前に会っても夏との
事は黙ってようと思ってた、でも…でも
お前がそんな態度なら…」

晴「…」

総一郎「俺はもう遠慮はしない」