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夏の秘密

第37章 それぞれの想い



勇助「ここが高野の?」

夏「…うんっ」

風太「…」


翌日
夏は風太と勇助
三人で総一郎の家を訪ねた

電話もメールも一向に返事がない為
もしかしたら引っ越してしまったかもと
不安になったが…


総一郎「…んっ…はいっ…」

夏「!?」


引っ越してはおらず
久しぶりに総一郎と会う事が出来た
だけど…


夏「先生久しぶり、あの…」

総一郎「悪い…ちょっと寝不足で…」

夏「そうなんだ…」


言われてみれば
総一郎の格好はTシャツにスウェットと
かなりラフな格好で髪もボサボサ

ついさっきまで本当に
寝ていたようだ


総一郎「何、急用だった?」

夏「別にそういうわけじゃないんだけど
二人から…」

総一郎「二人?」

勇助「こんにちは」

風太「…」

総一郎「…とりあえず上がって」


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