テキストサイズ

夏の秘密

第8章 手がかり



総一郎「夏、夏、起きて」

夏「んんっ…何…」

総一郎「寮に着いたよ」

夏「あぁ…はい…」


セックス疲れか
寮までの移動中に眠ってしまった夏
総一郎に起こされ車から下りようとした
が…


夏「…ぁっ」

総一郎「大丈夫か?」

夏「もう…腰が痛くて歩けないよ…」

総一郎「マッサージしようか?」

夏「結構です!!…それより」

総一郎「?」

夏「さっきの…冗談ですよね?好きなん
て…雰囲気に流されて言っただけで」

総一郎「本気だよ」

夏「えづ!?」

総一郎「本気、本当に夏が好きだよ」

夏「あっ…でも私は…」

総一郎「あいつには負けないから」

夏「先生…」

総一郎「じゃあね、チュッ」

夏「!?」


キスなんて
総一郎とのキスなんて
もう何度も数え切れないほどしているし
今さら
ドキドキなんてしなかった
でも告白された後だからか総一郎の事を
意識してしまい夏の胸は少しだけ
ドキドキしていた


ストーリーメニュー

TOPTOPへ