
夏の秘密
第13章 気になる
夏「…」
風太「夏」
夏「風太?」
風太「みんなもうお風呂入ったから、夏
も早く入れよ」
夏「おう」
夕飯前
夏は急いでお風呂に入り
(もちろん生理中の為、シャワーだけ)
部員のみんなと一緒に夕飯を食べた
その頃には
勇助も旅館に戻って来たが
自主練をしていた事は誰にも言わなかっ
た
そして
合宿から数日後
全国大会に繋がる大会が始まった
夏は最初、レギュラーメンバーだったが
体の大きさ
練習不足が響き
結局、補欠、控え選手になった
勇助「悪い…」
夏「気にするなって、それより俺の分ま
で頑張れよ」
勇助「あぁ、任せとけ!!」
風太「俺もいるから大丈夫だよ」
勇助「だな」
一回戦で戦うチーム
そんなに強い高校ではないし
何か突破口を見つけられれば勝つ事は可
能だったが…
夏「負け…た…」
風太「…ボロ負けだよ」
結果5対0
前半に2点、後半に3点
体格さ的に互角と思われたが対戦相手が
予想以上に強く
ボロ負けしてしまった
勇助「…」
夏「あっ、勇助…」
