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私のH

第11章 ブレイクタイム②

私は自分の部屋に居た。

そして隣の部屋にはお兄ちゃんが居た。

お母さんも弟のたぁーくんも出掛けていて家には二人しかいなかった。

~♪

友美から電話だった。

友美もなおと一緒で幼馴染み。

でも隣町に住んでた時は友美とはあまり仲よくなかったけど…


たまたま再会して今は仲良しになっていた。


『もしもし久しぶりー!』

[梨乃!久しぶりー!
直樹とあったんでしょ?]

『うん。なお、ヤンキーなっててびっくりしたよ。』

[ははは。確かにチャラいよね。
女とやりまくってるみたいだしね…。]


ーーズキン。

付き合ってるわけでも好きなわけでもないのにやった相手が他のひとともしてるのはなんか…嫌だった。

『そう…なんだ。』

[でも直樹ってずっと梨乃のこと好きだったんだよね。

知ってた?]


『えっ?そうなの!?』

[梨乃。鈍感。ははは。
直樹、色んな女とやりまくってるみたいだけど…彼女居たことないらしいよ。

直樹に前聞いたことあってー。

彼女は好きな奴じゃないと嫌だ。とか見た目にもないこと言ってたんだよね。

うけるよねー。

あんなチャラそうなのに…。]

ーーえっ?

私に、なおは付き合って…って…。

あれ…本気だったんだ。

『なお…私に会った以外になんか…言ってた?』

[ううん。直樹となんかあったの?]

『いや…別に…なおとは昔話しただけだよ?』

[ふぅーん。あっ!ごめん。そろそろ切るね。
また電話する。]

『はぁーい。』

電話が切れると同時に部屋のドアが開いた。

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