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私のH

第13章 最後…。

びびっても腕は縛られてるし。

口も塞がれてるから声も思うように出せなかった。

残るは足だけだった。


『梨乃、ズボン脱がすからな。』

お兄ちゃんは私のお腹から離れるとズボンに手をかけた。

脱がされたくなくて足を閉じて抵抗。

すると…

お兄ちゃんは机の引き出しを開けハサミを取り出して私に見せた。

『脱ぐのが嫌なら切ろうか?』

お兄ちゃんの目が怖くて私は恐る恐る足を開き、脱がせやすいように腰を浮かせた。

『いい子だね。』

さっき怒ってたとは思えない位優しい顔だった。

たまに見せる大好きなお兄ちゃんの顔。

こんな風にされてるのに…

笑顔を見るとドクンと胸が鳴った。

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