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乾いた空

第1章 一章



寝ている女の首なんて、10秒もあれば簡単に折ることが出来る。



ましてや、
少女なんて、もっと早い。





いつもの様に
早く片付けて、
早く帰ろう。





そして、
一人のんびり、温かい部屋で休もう。



パチンっ!



薪が焼ける乾いた音が部屋中に響いた。
目の前にある暖炉の炎が何故か真っ青に燃えているように見えた。


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