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ヴェリテ・アティード

第4章 卿バロン バロン討伐編

《夜なると聞こえて来るのは列車の音、風が葉に擦り当たる心地の良い音が列車の周りで鳴り響いていた……
……

…とある山岳の奥地にある研究所
……その場所には数名の人間がいた。
暗い部屋の左側にキングサイズのベッドがあった。そこに一人の男が横たわっていてそばには執事服を来た男、特徴は左耳に翡翠色のピアスを付けた人間がいる。
⁇】………
⁇】主よ…
⁇】……
⁇】また…あの夢を…みていたのですか?
⁇】…エグゼよ…
エグゼ】はい…なんでしょう?
⁇】水をくれ…
エグゼ】はい
⁇】……ありがとう……所で今…
エグゼ】9時半です。あれから7時間23分寝ていました。
⁇】そうか……そろそろ時間か?
エグゼ】時間まであと28分はあります。
⁇】そうか…ならし…
エグゼ】食事の準備もで来ています。
⁇】そうか…なら…
エグゼ】衣服なら既に個々に…
⁇】悪いなエグゼ…
エグゼ】いえ当然の事をしただけです。
⁇】それより…エグゼ…
エグゼ】バルルトス様はまだ帰って来てはおりません。
⁇】そうか……分かった…時間までまだある事だゆっくりしておこう。
エグゼ】分かりました。我が主。
《暗く鈍く光った翡翠色のピアスは何処か安心感を思わせるような輝きだった。
その頃列車では、
帝真】皆聞いてくれ
黒時】……
焔処】うぅん?
凪風】どうしたの帝真?
冷洞】ンだよはよ話せ
雷電】…
帝真】皆の…
ヌボォン…ザザッ
ハサン】東の方角に敵二名確認をしました。もしかすると……
帝真】その二人がお前の仲間を始末した奴らかもな、それと他にも敵がいる可能性があるな
ハサン】今ダンテと【私】が防御の体制ですが、どうします?
帝真】凪風、雷電!
凪風】わかってるよ
雷電】任せろ……
帝真】土燈、ダンテ、ハサンは列車の防御に手を回せ!
土燈】わかったは
ハサン】は…
ヌボォン
帝真】神砂、焔処は引き続き列車の移動を頼む
焔処】わかった タッタッ
帝真】リリーは敵の探知を頼む
リリー】はい…
帝真】アーヴェイン、冷洞、リノアはリリーの指示に合わせ迎撃の準備を!
リノア】はいっ!
凍銀】はぁ〜待つのかよ〜
アーヴェイン】了解した。
帝真】全員に幸運をあれ!
黒時】……俺は寝る
帝真】黒時!今がどういう状況かわかってるのか?
黒時】……じぁな
《パッ
っと音と共に消えた黒時
帝真】何故…何故黒時を指揮に…先生……

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