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官能的大恋愛

第18章 嫉妬してギュッとして

私の様子がおかしいって、何となくナガタッチは察したみたい。

1日に何回もメールが届く。

別れたりなんて、しないよ。

ただ、人気者のあなたにヤキモチ妬いてるだけ。

後は、私の性格が悪いだけ。

自覚してるから、尚更冷たく返事のメールを送る。

電話も掛けられても、出なかったり。

やっぱり、私だけに夢中になって欲しくて、試しちゃう。

ごめんね、ナガタッチ。

私は、こういう女なの。

100均の仕事中、また夕方からレジに入れと言われた。

あの子持ちシシャモの主婦は、また今日も急に休みやがるから、私がレジに入る。

つくづく思うね。

絶対、迷惑だって。

イライラしてるから、余計に腹が立つ。

結婚したら旦那がと、こじつけて休む。

子どもが居たら、それでまたこじつけて休む。

自分の都合良く生きてるように言われるのは、いつも私らみたいな年増の独身者。

自由にワガママに生きてるって、簡単に切り捨ててくれちゃうどさ。

実際は、子持ちシシャモの主婦だろが。

何でも、こじつけりゃワガママ通ると思ってる。

いい加減にしろっての!

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