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官能的大恋愛

第18章 嫉妬してギュッとして

……えっ?…あっ…あの後ろ姿は…まさか……

嘘でしょ?!

あの背丈に、あのうなじは…ナガタッチ?!

私は慌ててレジを打って、目で追いかけた。

車に乗り込んで、無表情で運転して帰って行く、紛れもなくナガタッチ本人だった。

口説かれてる所、もしかして見てた?!

や…やだ!

どうしよう…!

仕事が終わって、すぐさまナガタッチにメールをした。

返信メールは一言。

『お疲れ様ぁ』

ヤバいじゃんよ…マジに様子が変だよ。

夕飯後に、

『電話してもいい?』

という私のメールに対して、

『疲れてるからごめん、またにして』

素っ気ない一言だった。

わ…私、嫌われたのかなぁ…。

もし別れたいだなんて言われたら、私死んじゃうよぉ~…。

アタフタしていると、またメールが届いた。

『おやすみなさい』

ううっ?!…け、敬語になってる。

その不自然な敬語メールに、ショックで布団にブッ倒れた。

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