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官能的大恋愛

第19章 素直にI'm sorryキスをしたくて

「トシコッチ?俺はトシコッチしか見えてないよ?他の女の子なんて全然、見えてないよ?…信じて?」

私はチュッて、キスで返した。

「んんっ?!」

ナガタッチは突然のキスでも、ちゃっかり口唇を尖らせてて、何だか嬉しそう。

「信じる!」

とニッコリ笑うと、

「可愛い!」

二人とも素っ裸で、ギュッギュッギュッと強く抱き締め合った。

「よし、もう寝ようか」

「うん」

ナガタッチは掛け布団をかぶせた。

「近いうち、こんなふうに毎晩同じベッドで二人でさぁ…こうやって抱き締め合って、眠れたらいいのな…」

「ナガタッチの望みなんて、私なら…今すぐにでも叶えられるよ?」

恥ずかしいから、小声で言ったら、

「贅沢は言わないよ?…もう少しだけ先で。俺もトシコッチも自分の目標を達成できたと感じた時でね」

「…うん」

官能小説を書き終えたら。

ナガタッチ、うちの親に会って欲しいな。

「おやすみ、ナガタッチ」

チュッ…

「おやすみ、愛してるよ、トシコッチ」

チュッ…

あなたの笑顔を確認して、私は静かに目を閉じた。

昔、こんな歌があった。

『素直にI'm sorry
いつも意地を張ってしまうけど
I'm sorry そばにいたくて
気まずいままで別れた日は寂しすぎるね
そう、君と同じ想いしてるよ

素直にI'm sorry
いつもうまく言えないけれど
I'm sorry キスをしたくて』

ナガタッチ、ごめんなさい。

でも、仲直り大成功…ってとこかな☆


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