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官能的大恋愛

第20章 本当の自分を認める事

パンパンパン!…

「うぅっ…うっ!うっ!うっ!…イク!…イクゥ!!」

慌ててナマの相棒を取り出して、私の腹の上で射精させた。

ピュッ!…ピュッ!…

勢いがあったからが、凄く飛んだ。

ナガタッチは息を整えるまで、余韻の残る相棒を手元で、優しく支えていた。

自分自身の身体にも、いたわりを持ってる所に、私はまた彼を好きになってしまった。

夕飯に、ナガタッチのキッチンで私は手料理を振る舞う。

こんな事する女じゃなかったのに。

私の作った田舎料理を、ナガタッチは残さないで食べてくれるから。

嬉しくて、ついつい調子にのって作ってしまう。

「やっぱり日本人は和食でしょ」

「そうなの?それしかレパートリーがないだけで、質素なおかずで恥ずかしい」

「いや、俺、本当にそう思ってるから。それに和食が一番バランス取れてて、身体にいいんだよ?」

ナガタッチは真面目に、そう言ってくれた。

「もぉ、誉めないでよ。そういうの、あんまり慣れてないから。反応に困る」

「あぁ、困ってる顔も可愛い」

ナガタッチは嬉しそうに、パクパク小さい子どもみたいに、食べてくれる。

「私、今まで、こんな事する子じゃなかったのに…。恋って恐ろしいね?」

「恐ろしいって、どうして?」

嫌だったから、こういう男に見せつけてアピールする女。

「料理だとか、家事を得意として自慢気にして、女を売る女って、昔から大嫌いだったの。だから、私はあえてそれをやらなかったんだけど…」

「そっかぁ。そんなふうに考えちゃうんだね、トシコッチは。男の俺は、そんな事微塵も考えないで、与えられたものを普通に食べてただけだったなぁ」

「ねぇ、今嫌な女って、思ったでしょ?」

ナガタッチ、私ね。

ナガタッチが思ってるような、フワッとした柔らかい女じゃないんだよ。

結構、心の中は歪んだもの、毒素がたくさん詰まってるの。

こうやって、完璧なナガタッチに愛される事は、奇跡に近いくらいなんだよ。

「まさか、全然、嫌な女なんて思わないよ。むしろそうやって、素直に俺に打ち明けて、言ってくれる方のが、よっぽど嬉しいけど?」

私はドキッとして、思わずナガタッチを後ろから抱き締めた。

「好きっ!」

「俺もトシコッチ、大好き」

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