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官能的大恋愛

第2章 まさかの官能的出逢い

……。

なかなか手を離さない、Nag。

……。

えっ…何、この間は。

……。

「…あれ、なかなか手が離れないねぇ…」

何だ、Nagも同じ事を考えていたんだ。

私は慌てて、手を引っ込めた。

「俺を見て、普通の女の子がそんな反応するとこ、初めて見た…でも、ありがとう」

そう言って、またメガネを付けて帰ろうとしたから、

「あの!…相談したい事があって!!」

私ってば何を言ってるんだろう。

引き止めたい一心で、少しだけ大きな声で言った。

「……?」

ビックリしてる。

でも、もっとビックリしたのは、

「いいよ」

と、頭を少しだけ傾けて、微笑み返してくれた事だった。

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