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官能的大恋愛

第5章 性的第5感覚器官

……ぐはぁ!!息苦しい!!

私は鼻に乗っかる重みを振り払った。

……ベッドの上で、私は何で寝てるの?

そう言えば私、Nagに招待されてAVの撮影現場を見学させてもらってたのに…何でぇ?!

何で、私がベッドで横になってんのぉ?!

私は慌てて、自分が服を着ているかどうか確認した。

ビックリしたぁ、着てるよぉ、もぉ~っ…。

安心したら、思い出した。

そっかぁ、あまりにもエロ過ぎて耐えられなくなってトイレに逃げる途中に…。

私は鼻をこすると血の固まり。

鼻血を出して、気絶しちゃったんだね。

うぎゃぁ~…情けない。

でも、ちょっと待って?!

私の首元で鼻息があたるのは、何故…。

包まれてるような、身体全体に感じる人の柔らかさは、何なの…。

真っ白のバスタオル?…いや、バスローブ?

って、まさかまさか?!

私はチラッと鼻息のあたる方を横目で見ると、

「スゥーッ…ピィーッ…スゥーッ…ZZZ…」

ええっ!!Nag!!

しかも何で私を抱き締めて、呑気に寝てるの?!

な、な、何でぇ?!

振り払ったNagの手元には、ティッシュの固まりが握られていた。

な、な、何なの?!

この怪しげに丸まったティッシュは……。

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