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官能的大恋愛

第12章 嗅覚と味覚で愛を知る

こんな性格の私に。

こんな官能小説家を目指す私に。

話を合わせて、助言までしてくれる。

彼氏になってくれて、いっぱい私を心配して愛してくれる。

あなたと別れたら、あなたみたいな人、もう二度と現れない。

「嬉しいな…その言葉」

ナガタッチは、私を後ろから抱き締める。

「あなたとこうして居られる事に、最近やっと幸せなんだなぁ、って素直に感じられるようになったんだよ」

私は向かい合って、ナガタッチに抱き付いた。

「好き!…ナガタッチ…大好きだよ!」

ナガタッチはギュ~ッ!と私を思い切り強く抱き締めて、耳元でそっと呟いた。

「ねぇトシコッチ…今夜は君にどうしても、食べて貰いたい果実があってさ…どんな味がするのか感想が聞きたいんだ…」

「果実って何?」

私は頭を傾げる。

「うん…待ってて…今用意するから…」

キッチンへと向かうのかと思いきや、ナガタッチはベッドへと横たわった。

「何で?リンゴか何か…」

言い掛けると、

「俺が剥いてあげるから…トシコッチは食べてくれたら…いいんだよ?」

ナガタッチはゆっくりと脚をM字に開脚させた。

「こっち…来て?」

ドーンと丸見えの状態で、私に手招きをする。

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