永久の国のアリス
第1章 おいでませ永久の国!
「さっきの細道はとこへ続いていたんだ?」
「お城よ」
「へ?」
「...茨は牢獄。勝手に抜け出したわたしはまたも罪を重ねた。アリス、同罪だからね?」
「マジかよ」
「それより疲れた、抱っこぉ」
歩き疲れたらしい彼女を左腕で抱え、右腕で頭をもつ。
両手が塞がり安定しないので首根っこに
腕を回してもらい、再び歩く。
「やぁ、アリス」
「あ!チェシャだわ。それよりわたしと彼、どっちを呼んだのよ」
「両方さ」
「僕はアリスガワって呼んでくれってゆうか、声の主は何処だ」
「ボクはここさ、アリス」
そういって出てきたのはチンチラとゆう種の猫が不細工になって、口裂けおんなのように大きなば、け、も、の。
ウサギ、バグ、死神、生首、猫...もう驚かない。
落ち着け、僕はそう、いつだってクールだ。
「ククククッアリス、百面相」
「何!僕はクールだ!」
「アリスったら、自分でクールってゆうのね」
「なぁ、それよりも...どうして僕をアリスと呼ぶんだ?」
「この国の役割分担さ」
「わたしが処刑中でアリスからただの罪人になっていたから。女王に嘆願してアリスに戻りたいのよ」
「...君がアリスに戻れば僕はどうなる?」
「女王が新しい役職をくれるかもしれないし、アリス2人のままかもしれないわ」
1つわかったことがある、この国には役割とゆうのがあって宛がわれる。
つまりは役者や政治家のようなもので誰かが意図的に作ったルール、または世界とゆうこと。
役割を降りるには女王に処刑されれば良いのかもしれない。
もし僕もお菓子でできているのなら処刑になることを迷わず選ぶだろう。
僕は僕にはこの世界は似合わないし、生きづらい。
あれ?僕はここを出て何処へゆきたいんだろう...くそっ、僕は何処から来た?
悔しい、苦しい、そして怖い、怖くてたまらない。
僕の絶対的な暗記から記憶が抜けていっているようだ。
少し整理をしなければいけない、緊急脳内会議だ。
Qここは何処Aわからない、Qどうしてここに居るAわからない、Q何かしたいこたは?A復讐、Qそれは誰にAわからない、Q僕は誰だAアリスさ。
僕は誰に復讐がしたいんだったかメルヘンに毒されたか怒りが薄れている。
僕はアリス...アリス?違う!有栖川正宗だ!!
一体僕はどうなっている、自分をアリスと思い込むなんて。
「お城よ」
「へ?」
「...茨は牢獄。勝手に抜け出したわたしはまたも罪を重ねた。アリス、同罪だからね?」
「マジかよ」
「それより疲れた、抱っこぉ」
歩き疲れたらしい彼女を左腕で抱え、右腕で頭をもつ。
両手が塞がり安定しないので首根っこに
腕を回してもらい、再び歩く。
「やぁ、アリス」
「あ!チェシャだわ。それよりわたしと彼、どっちを呼んだのよ」
「両方さ」
「僕はアリスガワって呼んでくれってゆうか、声の主は何処だ」
「ボクはここさ、アリス」
そういって出てきたのはチンチラとゆう種の猫が不細工になって、口裂けおんなのように大きなば、け、も、の。
ウサギ、バグ、死神、生首、猫...もう驚かない。
落ち着け、僕はそう、いつだってクールだ。
「ククククッアリス、百面相」
「何!僕はクールだ!」
「アリスったら、自分でクールってゆうのね」
「なぁ、それよりも...どうして僕をアリスと呼ぶんだ?」
「この国の役割分担さ」
「わたしが処刑中でアリスからただの罪人になっていたから。女王に嘆願してアリスに戻りたいのよ」
「...君がアリスに戻れば僕はどうなる?」
「女王が新しい役職をくれるかもしれないし、アリス2人のままかもしれないわ」
1つわかったことがある、この国には役割とゆうのがあって宛がわれる。
つまりは役者や政治家のようなもので誰かが意図的に作ったルール、または世界とゆうこと。
役割を降りるには女王に処刑されれば良いのかもしれない。
もし僕もお菓子でできているのなら処刑になることを迷わず選ぶだろう。
僕は僕にはこの世界は似合わないし、生きづらい。
あれ?僕はここを出て何処へゆきたいんだろう...くそっ、僕は何処から来た?
悔しい、苦しい、そして怖い、怖くてたまらない。
僕の絶対的な暗記から記憶が抜けていっているようだ。
少し整理をしなければいけない、緊急脳内会議だ。
Qここは何処Aわからない、Qどうしてここに居るAわからない、Q何かしたいこたは?A復讐、Qそれは誰にAわからない、Q僕は誰だAアリスさ。
僕は誰に復讐がしたいんだったかメルヘンに毒されたか怒りが薄れている。
僕はアリス...アリス?違う!有栖川正宗だ!!
一体僕はどうなっている、自分をアリスと思い込むなんて。