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伝えさせて。

第7章 好き。



それから私は上野くんと恋人という関係になった。


・・・先生なんて忘れよう。


毎日話して、毎日一緒に帰る。


幸せだった。


・・・ある時、噂を聞いた。


「えー、伊藤先生いなくなるの?」


え?


もうすぐ2学期が終わろうとしている。


3学期が終わるのはまだ先だけど、離任式の話があがっていた。


・・・何この気持ち。


もう伊藤先生なんて好きじゃないもん・・・。


でも・・・。


いなくなってほしくない。

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