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夏の夜のような

第5章 わたしの懺悔

わたしは
   そうすべきではなかった


 いまさらおそいけれど
     いわずにはいられない


 わたしはただ
     はなしたかった

    あそびたかった

 のはらをかけ
      きのしたでねむり
        ほしをみあげていたかった


 ……でも
     わたしのせいでアナタは
   とじこめられた

 なにをしようと
    なにをいおうと
       しにがみはちかづいてくる




  たすけて
    わたしのざんげは


  ダレカにとどいてる?







  さみしがりやの
      しょうじょのおはなし

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