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貧乳ヒメと書かない作家

第2章 ライタる

「じゃあなにかそれ系のDVDとか借りて来たらどうですか?」

流石に自分が借りにいくなんて出来ないけど。

桐生は首を振った。
「あれ全部買ってきて貰ったやつだけど、だめだった」

そういって指を指した先にはビニール袋に入った10本以上のエロDVD。

「うわっこれみたの?全部?」

「まぁな。すげぇだろ」
そういえば…

「もしかして担当編集の人に買いに行かせたんじゃ…」

桐生は胸を張って、
「小説家はカンヅメになってこそ本領発揮できるってもんだろ?」


かわいそうに…一人でこんなに買うのはひどく恥ずかしかっただろうな…

千春はため息をついた。

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