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貧乳ヒメと書かない作家

第17章 ナイト

街頭がチカチカとつき始めた。

河川敷は草野球も出来るくらいのスペースがあるためか、明かりもしっかりとしている。



そして、桐生と渡来野は達は、ちょうどその明かりに照らさるような格好になった。


桐生はどうしていいのかわからずただ戸惑っていた。

だめだ。これじゃ
話が進まないな。
仕方ない…。


千春はそっと茂みからでて、桐生に近付いた。

「千春?!なんでここにい!
……!
いつからいたんだよ」


「えっと…



今さっききたの」

千春はとっさに嘘をついた。


桐生は喧嘩してたことを思いだし、バツが悪そうにしていた。

「松田さんから聞いたの。あたしと仲直りする為にこんな…」


千春は意を決して、桐生の腕をぐっと掴むと、そのままズンズン引っ張って行った。



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