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貧乳ヒメと書かない作家

第23章 いどう

「てて…大丈夫?」

だるそうに体を持ち上げて松田が手を差し伸べた。

「…すみませんっ…」

立木は差し出された手に捕まって立ち上がった。
「怪我してるよ、ちょっと待ってね」

ガサゴソと鞄をあさると絆創膏を取り出し傷口に貼った。

「これで大丈夫かな。
いこうか。おいてかれるよ」


「…はいっ」





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