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貧乳ヒメと書かない作家

第25章 これはもうそうだとしか言いようがない

一通り準備を済ませた桐生と千春は迷いつつもようやく浴場に足を運んだ。

「地図わかりづら!」
桐生が悪態をついた。

ある程度年期の入った旅館は増設、改築を繰り返し、それなりに複雑な造りになってしまっているのだ。

「旅館あるあるだね…。でも、これで確信持てたかも」


「なんだよ、千春。
確信つーのは」


「松田さんコミじゃなかったら、旅館に行き着く事も出来なかったかもしれないね~?」

「なっっ!!それとこれとはっ!」


「はいはいっ男子はあっちあっち!」

千春がぐいぐいと桐生の背中を押して男湯に押し込んだ。


「ふぅー…じゃ行くか」




………



え?




混浴はないよ!!


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