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貧乳ヒメと書かない作家

第4章 どんでん返し?

千春がまさかのデカパットだと知り、
桐生が萎えてしまうのではという不安を抱えていることは知らずに


桐生はブラウスの最後のボタンを外――


「えっ、
ほんとにいいの?」

桐生が急に不安げに聞いた。

「えっ…?」

桐生の変貌ぶりに戸惑う千春。


「だって、俺、今さっき会ったばっかだし、それにこういうのはじめてだから…なんつうか、女子の体とかわかんねぇ…」


なっ…


あんたそれでよく『官能的で現実味のあるあたかも、読者自身が体験したように思わせる』小説書いてたな!


「それ本気で言ってるの?」

からかわれてるのかと思って聞いてみたが、

「う、ん…」


なんて日だっ…ょ!

しかし、千春はさっきの桐生の少しじれったい愛撫によって体は刺激を求めていた。



パット発覚前に終わるのは好都合だけど



「気がおさまらないわ…」

…思ったら言葉に出てしまった。

「え、ちょっちょっと!」


千春は

自分でも驚くほどすばやく器用に

桐生のズボンのチャックを

下ろした。

「出来ないんならあたしからいくわ!」






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