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貧乳ヒメと書かない作家

第26章 めざめ

あ、こんなこと考えてる間に松田さん本寝に入っちゃう。

どうしょうかな。

立木はそのままちょっと考えて、

「あ、そっか」

驚かせてやろう。

軽く咳払いして声の調子を整える。


立木はゆっくり松田の横に寝そべり、その背中にぴったりと体を密着させた。


あ、懐かしいいい匂いが…。

「…?」

松田は背中に温もりを感じて目をつぶったまま起きた。

「裕哉さん?」

急に耳元でやや低めの声がした。

耳に風を感じて身震いする。

「たっ立木君!?」






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