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貧乳ヒメと書かない作家

第29章 FURUSATO


朝だな。

千春はまだ寝てる。

昨夜は頑張ってたからな。
とか言って。あはは…。


桐生は横目で千春を見た。
微かに寝息をたてて寝ている。

これからは2人だけで仕事になるんだよな。
まだ学生卒業して1年で一体どこまでできるんだろう。


いや違うな。
そうじゃない。


確かにひとりなら駄目かもしれないけど




何かあれば松田がいるし。



……



『誰か』じゃないだろ。

2人しかいないんだから。



「とことんダメだな俺」

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