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貧乳ヒメと書かない作家

第29章 FURUSATO


「千春、そろそろ起きろ」

桐生が千春を揺さぶった。

「ぅ゛~…?

まだはやいよぉ」

千春が寝起きのダミ声で呻いた。


「今日はいいとこ連れて行ってやるよ」



「?」



いつになく真顔の桐生が障子を開けながら遠い目で言った。



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